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歴史を訪ねて   文化をいそしむ   自然を愛でる
 
観音の里巡り  戻る 
  古代から北近江には仏教文化が大きく花開いた。渡岸寺観音堂をはじめ十一面観音像が多く伝えられ、その数は50体を越える。特に長浜市高月町には、ことに観音菩薩が多数伝わり、町内20の集落に25体を数えます。その多くは小さな村堂に安置され今なお村人によって手厚く守られています。  
観音の里-1   観音の里-2
【観音の里歴史民俗資料館】観音堂の東隣にあり、観音信仰を中心に、湖北の歴史、民俗について紹介している。    【渡岸寺観音堂(向源寺・浄土真宗)】広い境内の奥に本堂があり、その横に左下の写真「収蔵庫(慈雲閣)」があり、中には十一面観音像の他にも木造大日如来座像(国重文)、阿弥陀如来像(県指定)、十一面観音立像(県指定)、金剛力士像(県指定)などが安置され公開されている。 
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 わが国に7体ある国宝十一面観音像の中でももっとも美しいとされる、国宝の木造十一面観音立像が安置されている。
 この観音像は肉付き豊かで官能的なプロポーション、大きくつくられた頭上面とその配置など数々の特徴をそなえています。
  織田信長の近江侵攻による元亀争乱の際、多くの寺院と同様兵火にあったが、観音像はこの場所の土中に埋められ難をのがれた。その後、当地の土豪井口弾正が坊を建て安置し、護持されたと伝えられている。 
観音の里-5   観音の里-6
【赤後寺(無宗派)】涌出山(ゆるぎやま) の中腹に建ち、かっては足利尊氏から荘園を寄付され、隆盛を極めた。災いを転じて利を施す『コロリ(転利)観音』といわれ、長患いせず極楽往生に導く観音様として親しまれている。1つの厨子内に聖・千手の2体の観音立像(いずれも重文)が安置されている。この観音像は、元亀争乱の兵火の際、村人によって川底に隠されたという伝承がある。   
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【井口理覚院】浅井氏の重臣井口氏の菩提寺であり、井口弾正の肖像画と供養塔が伝わる。前に広がる庭園は小堀遠州作と伝わる。
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【己高山円満寺】己高山七ヶ寺の一つ。正面厨子に本尊阿弥陀如来。向かって左の厨子に十一面観音と地蔵菩薩。右の厨子に日吉山王二十一社本地物が安置されている。又年代のわかるもので県内最古の銅鐘(重文)など貴重な歴史的遺産を伝える。     【雨森芳洲庵】江戸時代中期、この地に生まれた雨森芳洲は対馬藩に仕え、文教面はもとより、対朝鮮外交・貿易・内政等にすぐれた才能を発揮し、朝鮮通信使の歴史を語るうえで重要な存在です。重要文化財に指定されている資料の展示をはじめ、民間レベルからの国際交流実践の場として活用されている。
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【雨森地区の風景】水車とプランターに植えられた花が古い町並みに見事に調和している。  
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 【木之本町古橋】「近江のまほろば」と称されている。まほろばとは「山や丘に囲まれた中央部のすぐれた良いところ」という意味だが、三方を山に囲まれたこの地は、古くから大陸文化が伝来し、奈良時代に相次いで寺院が創建され、平安時代に全盛を極めた仏教聖地であり、今なお往時をしのぶ事が出来る。
 又、石田三成の母親は古橋の生まれといわれており、関ヶ原で敗れた三成はこの地まで逃れてきたが、田中吉政に捕らえられてしまった。三成が秀吉と出会った三献の茶の逸話がある寺は、ここ古橋の法華寺だという説もある。  
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 【鶏足寺(真言宗豊山派)】山号は己高山。山岳信仰の霊地であった己高山(こだかみやま、923m)の山中に所在した。寺は昭和8年に焼失し、その後は事実上廃寺となっているが、伝来した仏像のみ山下の収蔵庫に安置され、地元住民によって管理されている。旧鶏足寺は紅葉の名所として名高く、秋には多くの観光客でにぎわう。    【石道寺(真言宗豊山派)】 山号は己高山。石道寺も己高山関連寺院の一つで、もとは現在地よりさらに1kmほど東の山中にあったが、大正3年本堂を現在地に改築し、石道観音堂を合併し新石道寺が誕生した。平安末期の作と伝えられる本尊の十一面観音像は国指定の重要文化財
井上靖の「星と祭」にもでてくる子授けの観音様としても知られています。  
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【己高閣】昭和38年滋賀県下において、初めて国庫の補助を受け建設された文化財収蔵庫で、己高山諸寺に祀られていた諸仏のうち、本尊十一面観音、七仏薬師他、重要な仏像を安置収納されています。    【世代閣】区民の浄財のみによって当地区の石器時代以降の文化財や戸岩寺の寺宝等保存のため収蔵庫を建設し、平成元年秋開館された。本尊薬師如来をはじめ多くの仏像仏具その他出土品や古文書類を収納しています。
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